三好春樹さん

11月23日(月)セミナー「ただいのちであること」の演者紹介です。

三好春樹 みよしはるき

広島県生まれの介護、リハビリテーション理学療法士)の専門家。生活とリハビリ研究所代表。

「オムツ外し学会」や「チューブ外し学会」を立ちあげて介護、看護、リハビリの枠を超えて日本全国で 「生活リハビリ講座」を開催し、介護に当たる人たちに人間性を重視した老人介護のあり方を伝えている。

広島修道高等学校中退。1974年から、特別養護老人ホームで介護職員として働く。その後、文部省大学入学資格検定を経て、九州リハビリテーション大学校で学び、理学療法士として老人介護の現場で老人のリハビリテーションに従事する。

1985年、広島に事務所を立ち上げ、東京、大阪、広島で「生活リハビリ講座」を開始。その後、事務所は、東京に移転、生活とリハビリ研究所と銘打ち、講座も札幌から沖縄までと拡大。「おむつ外し学会」、「チューブ外し学会」などを立ち上げるなど、聴講者や仲間もリハビリから介護、看護師、医師までに広がって、介護福祉の世界の新しい潮流を切り開いた。生活障害、関係障害など、新しい視点の提言も積極的に行っている。

 

 三好さんと「よりあい」のお付き合いはかれこれ、20年になります。九州初の講演会に「よりあい」を立ち上げるメンバーが参加したことがきっかけでした。
 あの時の興奮は忘れません。言葉にはできない、でも、心の奥底にある現場の思いや経験知をリアルに言語化し、論理的な裏づけを提示してくれたのです。
 三好さんの話は20年前から一貫しています。「うんこ」「しっこ」から離れることなく介護の奥深さを語り続けてきました。そこに深い共感があります。今回のセミナーでもその三好さんの一貫した話を皆さんに聞いていただきたいと思うのです。
 三好さんの最初の本、「老人の生活ケア」−<生活障害>への新しい看護の視点−(医学書院)は日本の介護を変えるものでした。小泉内閣の基礎構造改革介護保険の導入・施行と現場はある意味、大きく変わりました。そんなときだからこそ、みなさんにこの本を読んでもらいたいと思います。ひとりのお年寄りから思考し実践することの凄みと意味が伝わってきます。

 チケットの販売すでに始まっています。おかげさまで好調です。        

   お申し込み 第2宅老所よりあい 電話092−511−0471

   メールでも可能です。 yoriaiyoriai2@gmail.com

   メールで申し込まれる方は、住所・氏名・電話番号・職業

   をお書き下さい。よろしくお願いします。