はじめまして 

 高齢者の福祉施設です。1995年に福岡市南区で開所しました。48歳でアルツハイマー病を抱えた女性が彼女の住み慣れたこの街で暮し続けることができるようにと、子育てを共にしてきた友人たちと「宅老所よりあい」が協働して創った手作りの施設です。
 現代社会は生きること、老いること、そして死ぬことが、難しくなりました。ありのままに老い、そして穏やかに天寿を迎えることができるように、みんなで働いています。
 ブログを立ち上げたのは、私たちの活動をささやかながら、発信したいと考えたからです。介護というと大変・悲惨というイメージが先行しがちです。けれど、ここに通うお年寄りたちは、活き活きと今を生きています。その営みから、人間本来の姿を垣間見ます。身体ひとつで生まれ、身体ひとつで死んでゆく。そのありように沿い続けることの意味を考えさせられます。その営みをから学んだことやこれから私たちがすべきことを記していきたいと考えています。よろしくお願いします。
 おまけですが福祉切捨ての時代にあり運営は厳しいものがあります。運営費づくりにも介護業務以外に取り組む「泥のように働く集団」でもあります。多くのみなさんのご支援をよろしくお願いします。